世界の名作として、また不朽の童話として語り継がれるマーク・トウェイン著『王子と乞食』。
16世紀イングランドを舞台に、王位を継ぐ運命のエドワード・テューダーと、貧困の中に生きる少年トム・キャンティ。生まれた日も容姿も近しい二人が、運命に導かれ入れ替わる物語は、時代を超えて愛されてきた。
Sword Works presents『真贋之玉座』は、この名作をモチーフに、舞台を紀元前3世紀の古代中国・秦へと移し、王子「胡亥(こがい)」の知られざる運命と、人間の選択を鮮烈に描き出す。
映像・舞台で活躍するキャスト陣を迎え、Sword Worksの持ち味であるダイナミックな殺陣と大胆な演出で贈る、迫力とドラマ性に満ちたエンターテインメント活劇。宿命に抗い、自らの意志で道を切り拓く者たちの熱き物語。
Story
紀元前3世紀、古代中国。苛烈な戦乱を制し、強大な帝国を築いた「秦」。
王子・コガイは、父である始皇帝に次代の王として認められるため、市井の真実を知りたいと願っていた。
一方、貧困と借金にあえぐ民・リュウワン。彼が決死の覚悟で王宮に忍び込んだ夜、二人は出会う。背格好、そして歳恰好(としかっこう)までもが重なるその男を見て、コガイは閃く。
「一日だけ入れ替わろう」
コガイの提案に、リュウワンは同意する。だが、約束の刻限を過ぎてもリュウワンは現れず、コガイは寄る辺ない貧民街に置き去りにされてしまう。
やがて偽の王子・リュウワンは権力の蜜に酔い、国を私物化していく。
一方、裏切られたコガイは、過酷な民の暮らしの中で真の王道を見出し、密かに力を蓄えていった。
宿命の対決がいま、幕を開ける。
天に選ばれるのは「高貴なる血統」か、それとも運命をねじ伏せる「人の意志」か。

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